闇もどき部屋へようこそ
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カガリが帰宅すれば既にアスランが帰宅していた。どこか緊張しながらカガリは話しかけた。
「ごめん。買い物してたから遅くなった。これから食事の用意をするな」
キッチンで立っていたアスランはその声に振り返った。見れば重たそうな袋を片方ずつの手に持って立っていた。その中身はどうみても食品ばかりに見えた。
「食事はいい、済ませた。それよりその袋‥‥」
と言いかけたアスランにカガリは買い過ぎて怒ったと思って先に謝る姿勢を見せた。
「ごめん。買い過ぎたよな。これからは控えるな」
「いやそれは好きにすればいい」
そう言いながらアスランはカガリから荷物を取り上げれば、ずっしと重いことが分かった。そして、それを台所の空いたスペースに置いた。
カガリはアスランの意外な行動に驚いた。
「‥‥あっありがとう。重かっただろう。台の上に載せてくれるだけでも助かった」
「こんな重いものをよく一人で持って帰ってきたな」
「意外と力持ちなんだ」
そう言ってカガリは笑みを見せた。
アスランは笑うカガリを静かに見つめた。
カガリは自分を見つめるアスランに問いかけた。
「どうした?」
「‥‥何でもない」
アスランはそう答えるとカガリが買ってきた袋に視線を移した。
調理するための器具、食器、食材しか買ってきてない様子にアスランは顔を歪めた。
「ーーなぜ自分のための洋服やカバンや宝石と言ったたぐいを買わないんだ。カードを渡しておいただろう」
「どうして買わないといけないんだ?私には必要ないものばかりだけど‥‥」
アスランは何か言いたげな顔を見せるも、結局何も言わず、カガリに背を向けて行ってしまった。
ーー私何か変なことを言ったか?アスラン何だか怒った顔をしてたような‥‥。
カガリはアスランの背中を見つめた。
カガリは気を取り直して荷物を片づけ、そして、自分の食事を作った。カウンターテーブルがあったのでそこで食べた。
覚悟を決めてシャワーを浴びて出てこれば、予想と違って、アスランは姿を見せなかった。
その日から朝、顔を合わすも、カガリを抱くことはせず、直ぐ部屋にこもってしまった。
副社長と言うだけあってやはり仕事は忙しいようだ。仕事に関しては真面目なんだと知った。
夕食は作っておいた。支払いはアスランのお金だ。やはり気が引ける。
食べる食べないは別として、作ってカウンターテーブルの上に置いておいた。アスランは兎に角帰宅時間が遅かった。偶に早い日もあるが、00時を過ぎるのがあたり前だった。だから朝は遅めの出勤なんだとわかった。けど朝も早い日があったりと兎に角大変だなと言う印象だった。
食べないと思っていた食事は、食べてくれた。食べない日は冷蔵庫に入れてあった。
抱かなくなって数日が経った。だからカガリはもうあの嫌なことはされないのでは、と心の奥で、ほっとしていた。
**
「ぎゃあっーー!?」
「色気がない声だなーー」
驚くカガリを余所にアスランはカガリが履いているスウェットパンツとショーツを一緒に下げた。
カガリは余りにも突然すぎてアスランの行動に付いていけず、ハッと我に返った頃には、前戯もなしに濡れてない陰部にいきなり頗る雄を押し当てられていた。
アスランは挿入を試みた。
「いやっ、痛い──」
痛がるカガリを少しは気に掛けたのか、溜め息を吐いて入れるのを諦めた。
アスランは自分の指に唾液を付け、カガリの花びらをなぞりながら襞を割って指を入れると、中の壁を掻き回し刺激を与え蜜を溢れ出させた。同時に空いた手はカガリのシャツの裾から潜らせ、邪魔なブラジャーを上に押しのけ乳房をまさぐった。
カガリは洗面台に両手を付いて、自分の躰を支えた。
「ああっ・・・・・やあああ・・・」
指を抜けば滴り落ちる蜜。そこへ頗る雄を押し込んだ。
「──んっ・・・やあああーー」
そして、アスランはカガリが着ているシャツに手をかけた。ボタンで留めてあるところを片方ずつの手で掴むと力任せに引き裂いた。そのせいで留めてあったシャツのボタンは全て弾けて飛び散った。
「ーー酷い、私の服を、なんてことするんだ!」
「お金は渡してあるだろう。それで好きな服を買えばいいだけだろう」
「買わない!そのお金で買うのは食品だけだ」
「‥‥ああそう。こんな体勢で威勢よく文句を言えるんだ。なら遠慮なしにやれるな」
「遠慮なんて初めからないくせに!」
アスランはふっと口角を上げると腰を振りだし、二つの乳房を揉んだ。
「んんっ‥‥やっいきなり・・・やるなんて酷いーー」
「忙しくて相手にする暇がなかっただけだ」
「ああ・・・・やあっ・・・・・・」
「抱いて欲しかっただろう?」
そんなことないとカガリは喘ぎながら頭を横に振った。
「素直じゃないな~」
そう言いながら、アスランは腰を突き上げて快楽を楽しむ。カガリは与えられる快楽に声を上げて鳴いた。
「──ああ・・・やああああっ・・・・・」
だがふと動きを止めるとアスランが言った。
「目を開けろ」
カガリは従わなかったがアスランに脅され、仕方なく目蓋をゆっくり開いた。
目の前には大きな鏡があった。そこに映る姿は、上半身裸のアスランとブラジャーが乳房の上にずれ上がり、シャツが肩からずれ落ちた淫らな自分の姿だった。
二つの乳房はアスランの手で包まれて、指と指の間からはピンクの蕾が突起し、そして、股の茂みには明らかに何かを含んでいる様子がわかった。
カガリは淫らな自分の姿に耐えがたい羞恥心を煽られた。
「あっ////やああ──!!」
カガリは見たくないと顔を背けた。
「厭らしい自分の姿を見て感じたのか?カガリのあそこの締りが凄くきつくなったぞ」
「──ちっ、違う、言うな!ばか!」
「誰がバカだ?」
アスランはこれみよがしに腰を動かし突き上げる。その度、溢れ出した蜜がグチュグチュと音を響かせた。
「あああ・・・・やああ・・・・・・」
「凄く濡れてきてる。音が聞こえるだろう。ほら」
そう言って、更に腰を押しつけグリグリ回しながらカガリの花びらを甚振る。
「厭らしい音が響くけど、カガリは聞こえてないか?」
カガリは感じてる自分を見透かされ、恥ずかしさで壊れそうだった。
「感じてると素直に答えればいいだろう?」
「やっ、違うっ!」
「強情だな。カガリのあそこからはこんなに滴り落ちているぞ。もしかしてまだ足りないのか?」
下の蕾を弄り、刺激を与える。
「やあああ・・・いやああ~やめて──もう足りてる!」
「やめて欲しいなら、自分でイくって言って認めろ」
アスランは素直に言わないカガリに言わせる。
カガリは絶対に言わないつもりだったが、快楽で朦朧とすれば意思は削がれていった。
「・・・やああっダメ・・・イっイく‥‥イちゃうーー」
アスランはカガリの言葉を聞いて、カガリが感じる部分を更に擦り刺激を与え大きく腰を振り貫いた。
カガリは背中を反って快楽の頂点に達した。同時にアスランも頂点に達し吐精した。
足腰に力が入らず崩れ込むカガリをアスランは背後から支えた。
「ようやく言ったな」
強情なカガリに言わせて満足したアスランだった。
2023年3月18日 修正済